bikescafe.jp

(2011-3-26)

静かな祈り。

知人友人お客様、意外に多くの方々が被災地入りして、それぞれの支援活動(極端に短い睡眠時間、不足気味の食事の中の支援活動、本当にお疲れ様でした。)をされて帰って来た方から聞く被災地の光景と実話は、決してNHKや民放TVでは放送されない(出来ない)凄惨な内容です。大災害からせっかく生き残ったのに今度は自ら命を絶ちに家から、避難所から往かねばならぬ程に追い込まれた現況。 それを聞く度に痛む胸、無力な自分の歯痒さ。ようやく理解しましたが、「温かいエール、励ましの言葉」や「民間のボランティア支援」も大いに有用でしょうが、今最も被災者の方々に必要なのは強力な、そして実効力のある多方面に渡る早い「救済」だと。そしてそれが出来るのは私達の日本政府だけです。ところがその政府が、首都圏ほど近い220kmでの福島原発事故対策にかなりの集中力を削いで取り組んでいる。足元でつまづいている。取り組まざるを得ない。ようやく復活した世界的な原発復活への流れに水を射す福島原発事故への怒りを持つアメリカ政府から菅政権への恫喝も加わって(その恫喝が本当に地球温暖化対策と、不安定な供給の石油対策の為だけなのか大いに疑問がある。そもそも中近東の不安定な情勢が世界支配層の巨大工作により人為的に出来ているものとしか見えない。それに昨年も今年も冬がこんなに長く寒く雪が多く降って苦しめられ、言われてるような温暖化現象が本当なのかにも。疑ってばかりですみませんが)。 僕は福島県の原発事故が憎い。決して「誰」が憎いとか悪いとかでは無く、14mの高さの津波に襲われては、あるレベルまでは不可避であったと思われる事故そのものが。
地震発生2週間…、もしこの原発事故が無ければ、東北の復興への進展状況は絶対に今より良いであろう、国を上げてもっと復興に注力出来たであろうと思うからです。
それでも私達は週末を迎えられます…被災地の全ての方々にほんの少しでも安堵の瞬間が訪れますように、強く御祈りしています。
(写真は村上市のパティスリー、HAPPY SUGARさんの特製 越後姫のジャム。本当に美味です。)




(2011-3-25)

ささっとフライに。

休み明けの朝はいつもより早くから取り掛かる仕込み。色々すんでから開き始める神奈川の鰯。手開きして腹骨を削いで、パン粉を着けてフライにします。
野菜や魚だけを見れば春は来てますが、人の春はまだ先のよう。日本は苦難の時代に。ですが日本人は懸命に前に進みます。被災地の人々に一日も早い平安の日が来ますように御祈りします。
今週も宜しくお願いします。




(2011-3-24)

お祈りします。

全長500kmに渡る海底断層の隆起、国際観測史上4位の巨大なマグニチュード9.0の地震、それらが生み出した10mを越える高さの超巨大津波。
中でも14mの高さの津波が記録され、人類史上無いほどの破壊を受けた福島第一原発、4つの原子炉。ゼネラル・エレクトリック社設計、東芝建設の沸騰水型原子炉マーク1型(1〜3号機圧力容器及び2号機格納容器の製造はIHI。)は、日米の原子力エネルギー専門家の一部から「基本設計に欠点がある。設計上の難点と老朽化により、世界のどこかで事故が起こるだろう。この原子炉は許可すべきではない。」とレポートされたものでした。だとしても、今回は何者にも想定不可能な規模の破壊を受けた不幸があったのは事実です。
電力総消費量23%の生産を担う54基が稼働していた、北は北海道泊から南は鹿児島川内までの日本の原子炉の存在。その内たった4基の危機がここまで国に混乱を及ぼすのを見るにつけ、「果たして私達は本当に原発をこれ程までに抱えるべきなのか」と疑います。今後、原発以外に本当に他に選択肢は無いのか、と。
オバマ大統領は直接の電話で菅首相を激しく怒り、アメリカで進む、また国際的な傾向でもある新たな原発建設計画に水を射す日本の原発危機を、「何をしてでもこの事故を鎮めろ!!」と激怒したそうです。
スリーマイル、チェルノブイリ、タカハマ、カシワザキ、フクシマ。これだけ危険度が高いのが分かっているこの原発界で、果たして世界の誰が原発増加で真の富を得て、誰がそれを進めているのか(その答の一片は、欧米ではなく中国に石油とレアメタルを輸出する事を選んだ赤道ギニア共和国の政権をクーデター転覆しようと画策した男達…マーガレット・サッチャーの長男やその政治経済軍事のイギリスの仲間達…が巣食う南アフリカにある)。そしてそれは中近東の政情不安と同時リンクされているのはなぜか…を今から考えて決断しておかねば、しばしの冷却時間を置いてまた原発増加への流れが復活させられます(国民は望んでいないとしても)。
ですが今は何よりも、被災地の犠牲者の方々の御冥福を心よりお祈り致します。
次は金曜日にオープン致します、宜しくお願いします。