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(2014-12-31)

雨と雪に叩かれて…悲惨なお仕事、End of The Year,Man at Work !

昨日のオードブルの狂騒が去って早や…
大晦日と云うのに…新年そうそうに必要になるであろう薪の為に、ちかれた身体に鞭打って始めた丸太切りです。鈍い灰色の曇り空の下、チェーンソーを左手に下げ、丸太の小山の前に立ちます。
今日この一山の丸太を玉切りに出来たら、新年はすぐに薪割りに専念出来ます。唸りを上げるチェーンソー。 吹き出すおがくず。
目立てをしてある刃はスムーズに欅を 松を 杉を、刻んで行きます。
腰と背中が痛むがしょうがない、全部やっちまおう…と思うやいなや、無慈悲な空から冷たいアラレが「バラバラバラーッ!」と叩くように降り注ぎ始めた。 (参ったな…でもアラレだから濡れるまで時間があるのが救いだな…)と、少し安堵したのも束の間。
すぐにアラレは冷たい雨と変わり、ザアザアと僕も丸太もチェーンソーも地面も、全てをずぶ濡れにしてくれました。
濡れたおがくずはチェーンソー本体から吹き出さず、カバー内の刃を廻すローター部分でこびり付き、チェーンソーの回転が鈍り始めました。 太い丸太を切るのには厄介な状況です。
チェーンソーを「バンバンッ」と叩き、カバー内の濡れおがくずを落とし落とし、濡れねずみで丸太を全て玉切りしました。
(トホホ…年末最後の仕事がこんなに寒いものになるとは…)と、震えながら周囲の清掃をし、玄関の中でチェーンソーを一度分解し歯ブラシで濡れおがくず等を清掃し、再び組み立てながらチェーン刃のテンションを張りました。
仕上げに(面倒ですが)、全てのチェーン刃にガイド付きチェーンソーシャープナーを当てて目立てをしました。
これで次回もすぐに良く切れる状態で始動出来ます。
びしょ濡れ大晦日でした。




(2014-12-30)

あたたかい…突き立て餅と柚子たっぷりうどんの夜。




(2014-12-30)

ひと品ひと品、込めたのは心。