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(2008-4-30)

グーテン

2気筒4バルブ、水平対抗エンジン、排気量1100CC、バイエルン発動機製造社のミュンヘンファクトリー製造、R1100R。車ならば「駆け抜ける喜び」を彼らは謳い、北米では「アルティメィト ハンドリング マシン(究極の操作機械)」を標榜する。いくら僕達日本人が「アジアのゲルマン」と言われても、未だ3シリーズのような世界基準のスポーツセダンを作る事は叶わない。レクサスが目指しても、もう1歩2歩到達出来ない。それが歴史の積み重ねのようだ。Tサンは新潟市内のさる老舗食品製造会社の3代目の若き社長。いつも僕の知らない世界を教えてくれる。20代には3シリーズ、E30(丸目4灯)を駆っていた。その後はヨーロッパ各国へ。モトバイクはバイエルンのみ。「自分が操るのは精密機械である」事を認識させてくれるようなバイクを作るのは、ドイツ人にこそ相応しい。気は抜かせない、弛さも無い。室内のどこかが軋む事など有り得ない。サスやコイル、ブーメランを
リプレイスしてあげれば総走行距離20万キロも走り切る。結果、コストパフォーマンス高し。ありきたりな街のコーナーを、レールの上で曲がるような快感はマシンに詳しくない女性をも虜にする。
勿論モトバイクでもそれは容易に実感出来る。完全に精密機械の始動でありながら、まるで規則正しく脈打つ生物の心臓の鼓動の感を残して、BMWバイクとTサンは夕陽の丘へ走り出していった。




(2008-4-29)

花はすべて。

昨年6月のフィガロでのアラーキー(荒木経惟、写真家)とマルレーネ・デュマス(オランダの有名女流画家)の対談によれば、アラーキーの写真集「女はすべて美しい」というタイトルの本は、帯を外すと「はずがない!」と書いてあるそうです。
まぁ人間は色々複雑ですから色々な方がいるにせよ、自然に咲く花はすべて美しいのは確かな事です。1年の内11ヶ月はただの緑の下草でいる柴桜は、この早春を待って満開になります。何も手を懸けてないのに美しく咲いてくれる花。春のパワー。




(2008-4-29)

徐々に近付くGW

こういう仕事をしてますと、大型連休で一番厄介なのはお盆休みでして、生鮮食品の市場は休みになるわ、その為にまとめ取りした野菜の保管(冷蔵庫は既に満杯)に頭は痛いわで毎年毎夏、連休が始まる前に気が重くなるものです。それに比べたらゴールデン・ウィークなど楽なものです。ましてや今年のような5月3・4・5・6日の連休が殆んどの方でしょうから、普段の土日休みにもう2日くっついたものと考えてます。それまでに幾つかの仕込みを計画的に済ませてGWに突入します。終わると1キロ位痩せてるかもしれません。GWダイエットか!。まだまだ静かな単休です。