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(2009-1-31)

味噌カルボだから。

今日のランチの一番の人気パスタ、それは「巻の味噌仕立てカルボナーラ」。仕上げにパスタの山に窪みを作り、そこに卵黄を落として完成です。それゆえ、カルボが出るのに比例して卵白も増えて行きます。
僕がスウィーツに強ければ、この卵白をメレンゲにしてマカロンなんかに作り変えるのでしょうけど、あいにくスウィーツに弱い、さらにマカロンは好物じゃない…以上の理由により大抵が朝の卵焼きならぬ「卵白焼き」に変化します。低カロリー高タンパクで、ダイエットなんかしてる時には良いんでしょうけど、卵白だけなんてのはさほど美味しい代物ではありません。明日の朝食にドカンと登場するのは間違いありません(飽き)。頑張って食べます。
早くも明日からは2月。1月中はありがとうございました、また宜しくお願い致します!
おやすみなさい!




(2009-1-31)

燃焼中。

パン生地を発酵させている間に、薪ストーブを燃やします。燃え始めたストーブの前に座り、薪をくべながら「パチッ、パチッ」とはぜる音を何とは無しに聞いていますと、薄暗い朝と相まって、まるで夜のストーブ前にいるように、ついまったりした気分になります。
さて!届いた野菜を新聞紙でくるまなきゃ。




(2009-1-31)

彼の失恋〜deception amoureuse

親愛なる東の親友が、「10年に1度さ…」と云う想いだった恋の失恋をした。
この数ヵ月、彼の不安になる気持ちや、成就して天にも昇る様な浮かれた気持ちを相談と共に聞いて来たので、今の落ち込み振りの辛い様子は易く言葉に出来ない。互いを詳しく知る幼なじみの友人として、彼の(僕には隠さない)辛い状況が我が身の様に辛く感じる。
恋に破れた男の哀れな姿を、イギリスでは「愚かな」人として覚えるそう。対してフランスでは温かな同情を持って「可哀想な…」人と感じるそうだ。決してそれは「愚か」だったり「馬鹿な」というネガティブな事とは違い、「豊かな人生」の1パートであるとの事だ。
彼には女友達も何人かいるし、過去に素敵な恋人達がいた事も(紹介されたりして)知ってるし、そこだけ見れば「そんなに落ち込まなくても、お前なら他にいるだろ…。」と思う友人達が慰めてくれるのも知ってるが、彼のピュアな恋(「あんないい女、滅多にいないんだよ。」)の経緯を知らされて来た僕は「軽く流したり」「安易に忘れようとしたり」「何でも無いさ」と彼が思い込んだりせずに、(深く傷つけ、真摯に落ち込めよ…お前、カッコ付けてるヤツより全然カッコいいぞ…)とエールを送った。
そんな昨夜遅くの出来事を忘れてたのだが、今夜TVでUS、LAビバリーヒルトンで催されたゴールデン・グローブアワードを見ていて、作品賞に輝いたダニー・ボイル監督の「スラムドッグ$ミリオネア」の受賞コメントで、監督コメントの次に若い男性プロデューサーの一人が関係者に感謝の意を伝えた最後に、「僕を捨てた恋人へ…君は判断を間違えたネ!でもそうしてくれてありがとう!」と勝利の笑みと共にコメントしたシーンを見ながら(Sよ…いつかお前に必ずこんな時が来るさ…)と昨夜を思い出していた。なんとなく涙が滲んだ。 もし彼や僕が既に結婚してたり家庭があれば、こうした失恋なんてしたりせずに傷付いたりしなくて良いんだろうけど、代わりの無い恋のなんと危険な事か、純粋でパワフルな事か…。
昨夜の今日だし、多分Sはまだ傷心の真只中だろうが、(これが過ぎれば…アイツは必ず強くなる。)と思える。
彼はこの日記は読んじゃいないが、「いつだってお前の味方だぞ」と言って終わりにしたい。いつか、次はオレの酷い話も聴いてな…と加えて…。 おやすみなさい!