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(2006-12-31)

あの峠を越えて。

シクロクロス(ロードバイクにパンクに強いタイヤを装着して、アウトドアで競うレース。)のレーサーとして冬場は活躍するハシ部長(チームD主宰)。真剣に寒く冷たく強い逆風の中、ランチにバイクス到着して頂きました。お顔が赤い。レースにていつも駆るキャノンデールは今、駆動系を最強パーツのデュラエースに換装作業中でお手元に無い。それゆえ、通勤にも使用するシクロバイク(千葉の最強フレームビルダー、3RENSHOにカスタムオーダー。)で走ります。バイクスにて甘辛の豚キム丼で冷えた体を温め、ご飯でデンプン(後に糖分になる。)を補給、甘い杏仁豆腐と甘いコーヒーで今からのライドのエナジーチャージは完了だ。(来年も、弥彦を征したい…登りも下りもだ!)、ハシ部長は思う、ランチ後出発してバイクス前に連なる山々を見ながら。ココでCM入りマース。
ボス「君はあの峠を越えて行けるんだナ?。分かった、このレースやってみたまえ。」
ハシ部長「ありがとうございマスッ!」
シクロバイクのハンドルを握りしめ走りながら、ハシ部長は独り言で自らに問う。「ボクに行けるか…!?」しばし沈黙。「ボクなら行けるサ!」−、未舗装の峠を冬でも走る男の、3RENSHOックス!
さぁ、走って行こう。今日も峠越えだ。薪ストーブで暖かい店内をためらいながらも出て、ハシ部長はシクロバイクに跨がり想う。シクロは人生の1年と同じだ。走り易い舗装路の次はダートのトラックが待ち受ける。途中には越えなければならない池があればゴツゴツの岩もある。それらをきつい呼吸で峠越えしながら、走り抜けて行くんだ。そしてピークに至り、下る先、また舗装路に出れば光り輝く海が待っている…。さぁ、走って行こう、おそれずに。
ハシ部長は出発しました。
今年最後の一日が訪れました。早くも明日には新しい年のスタートです。決して楽な一年では無いでしょう。全てが上手く回って喜びの日々もあれば、途中でヘバり打ちひしがれる夜も来るでしょう。意気揚々する気持ちが続けば、おそれ萎える心もやって来る日もある。隣の芝が青く見えてしょうがない時も。それでも僕は座りっ放しにならず、また立って海を目指す旅を続けたいと思います。一人じゃない、お客様がいて家族もいる。この日記をお読み下さる皆様のこの1年が実りあるものだった事を確信しています、だって暖かい部屋でこの日記が読める方は、それは充分暖かな状況だから。そして、新たな年も共に歩いて行きましょう、一人じゃない。
この1年、本当にありがとうございました!心より感謝致します。そして、また明日からも宜しく御愛顧お願い致します!今夜お休みの方も、働かれる方も、良いお歳をお過ごし下さいネ。本当にありがとうございました!




(2006-12-30)

本年最後の角田山。

嵐過ぎ去って。青空と白い雲の中を白鳥達が西川町に向かって飛翔し、強い陽射しが大地と角田山を照らします。06最後のバイクスの営業日は運良く晴天に恵まれています。朝の仕込みをして、薪ストーブを掃除してまた小薪を組んで。心残りの無い一日になりますように…。




(2006-12-30)

終日燃焼中。

「寒いですネー、寒いですネー!」と淀川長治先生も喜びそうな朝から晩まで冷風吹き当たるバイクスでした。今日までは、薪ストーブを朝に焚いてもランチピークには熱くなり過ぎて自然鎮火させる…という日々でしたが、今日は一時も火が無くなるなどは無理な寒さの松野尾でした。朝、静かな一日だろうな…と予想はしましたが、予想以上の御来客があり有り難いのですが、どうも皆さんが皆さん、既に正月休みに入ったという感じではありません。まだまだお仕事の方も多いようです。僕らもですが。
年末の、あのせわしくも何か祭りたくなるような気持ちは縁遠く、正月休みとは言え、いつもより少し多く休めるだけだ…という感慨が多い、残りあと2日。来年も「じわり、じわり」と社会が変化しそうな気がします。良き変化であってくれよー日本。弱肉強食はノーモアです。さて、明日一日精一杯に。おやすみなさい…fff。