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(2014-8-29)

ハーブロ天国、ハーブロ地獄。

今日のランチで最も売れたメニューは「ハーブローストのパスタ」でした。
オーダーが入る、ハーブロをスライスする。
オーダーが入る、ハーブロをスライスする、の繰り返しでした。ありがたい事です。
見る見る内に無くなって行くハーブロを見ながら、(ランチが終わったらすぐに焼かなければ…)と思っていました。
そして、ランチを片付けながらも肉塊にたっぷり塩胡椒して馴染ませました。
ルミさんに採って来てもらったハーブで肉を包み、ゆっくり焼きました。
ハーブと肉の焼ける良い香りが、厨房から溢れます。




(2014-8-29)

紅白。

あぁ 朝からバタつく…
ズワイガニの硬い殻をバチバチと切り割ります。
蟹味噌の甘い香り、身もとても美味しそう。
BGMはケイティ・ペリーのランクインしたばかりの新譜「Birthday」。
真夏でも秋でもない、今日にピッタリな1曲です。
今日から宜しくお願い致します!




(2014-8-28)

マタギの路〜Japanese Mountain Man's Way〜。

マタギの聖地の中の聖地と言えば、秋田阿仁の根子集落(根子マタギ)です。
根子マタギ達が古来に新潟・三面や、1816年より以前に新潟・長野県境の秋山郷に移り住み、熊撃ち不在の地だった新潟にマタギ特有の高度な熊猟(他にカモシカ猟等の獣猟、漁猟も)を伝承しました。
昭和23年には、阿仁の凄腕マタギ 松橋富松師が関川村胎内に頻繁に通い、熊撃ち技術を伝えました。新潟の熊撃ち、熊狩りの技術や組織の始祖は、全て秋田阿仁マタギ達がもたらしたものでした(そしてそれは今も細々とですが生きています。ただ、『人間に自然を破壊されて、人里に出て来ざる得なくなった可哀想で可愛い熊達』…と思い込み激しい…には豊かな思いやりを持てても、獣害に遭ったり怖れる現地の人達には少しも思いやりを持てない匿名の都市型自称自然愛好家達からのネットや電話による非難を避けて、敢えて詳細を公にされないようになってしまいました。4月末の事件でも、都会から村上市役所に熊捕獲行動への非難的質問が複数届きました)。
秋田マタギの驚異的、神的な山中での速足で、秋田から秋山郷まで奥羽山脈伝いで約40日と9足の草鞋を費やしました(季節は不明。個人的に歩き易さを考慮すると、残雪ある春先か藪の少ない秋口か)。
僕が見る山あいは、古のマタギ達が銃身の長い村田銃を担いで、熊撃ちのいない新たな狩り場を探し、飛ぶように歩いた途中の山脈でもある訳です。
美味で名を馳せる岩船産コシヒカリが、実りの秋が近いように揺れていました。
また金曜日から宜しくお願い致します!