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(2013-12-29)

玉子が立って、モーニング。




(2013-12-28)

遅れて来たホワイト・X'mas。

身体に悪いのは分かっているが、凍るほど冷たい北風に身を晒して見上げたのは、切れた雲の間で明るく輝く…「狼の星」…シリウスでした。
「狼」と云えば、それを紋章にしたのは帝政ローマの三頭政治を支えたカエサル。カエサルの最期は相応しく、元老院議員達による暗殺だが、存命中は目を覆うほど凄惨且つ巨大な「剣闘士試合」を何度も行ったし、自らも「剣闘士養成所」を所有していた。学校教育では学ばせないが、共和政〜帝政ローマの支配層の殆んどが侵略地域及び属州の民衆のみならず同じイタリア人相手に年率48%の高利金貸しに励んでいた。もちろん「かの」ブルータスもキリキア属州を舞台に熱心な金貸しに励んだ。もちろん48%なんて高利は返せない。返せないから土地建物を奪う、または奴隷に貶めて売る(奴隷の売価は羊や牛と同等であり、年老いたり病になると、公然とローマ市近郊の川の中の島に『棄てられた』)。その土地の多くは農地で、それをまた奴隷達に耕させて収穫物を大都市のローマ等に売って巨利を得た(支配層による鉱山経営に於ける鉱山奴隷制度も全く同じ。裸同然で病人も老婆も女性も関係無く、どちらも過酷極まり無かった)。当時投票権の買収は罪では無かったので、その巨利でまたもや議員の椅子を得た。そのサイクルの為にも奴隷制度に固執したし、自らの人気取りを必要とするローマ市民への無料の一大見世物として、養成所内の「血と汗で繋がった兄弟達」同士で殺し合う「剣闘士試合」を数限り無く開催した(強い絆で結ばれた兄弟同然の友をローマ民衆の慰みで見世物として殺し合わされるのを、剣闘士達は実際に自殺するほど嫌がった)。 それに猛然と怒りローマ近郊都市カプアの養成所から70人の剣闘士達(トラキア人、ガリア人、ゲルマン人、シリア人と人種は問わなかった。)が蜂起して、最大12万人の奴隷軍を組織し、約3年間に渡りローマを、カエサルを、クラッススを、ポンペイウスを、カルタゴのハンニバルの様に最大限に震え上がらせたのが、戦闘の天才でありずば抜けた軍師でもあったスパルタクスを指導者とした、クリクスス、オエノマウス、ガンニクス達、今は自由を目指す、かつての「闘技場の神々」だった…。




(2013-12-28)

Flyed Pasta!