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(2008-9-27)

世界の小窓から。

お店の中空に浮かぶ小窓から、柔らかな朝の陽が射し込みます。杉だったかな…天井に張った杉板に当たりナチュラル感に溢れて。
今まで何度か、この中空スペースを部屋にしちゃって1つ位テーブル置けるようにしようか(混んだ時の為に。)…とも思いましたが、このスペースが広がってる事の良さもあるので、そのまま手を付けません。晴れながら、風が吹いてます。さすがに秋みたい。




(2008-9-26)

ホイップ・食パン。

(朝からこんな甘いの、イイのかな…)と、思いながら作り、食べたホイップ・パン。メーカーさんから新商品サンプルで頂いたキャラメル・ホイップを朝の食パンに捻り出します。うん美味しい。チョコソースもかけたりして、甘甘です。休み明けで仕込み続くし、まぁ良いか!




(2008-9-24)

Maineに夢中。

休日の多かったように思えたこの1週間、ご愛顧頂き誠にありがとうございました!また金曜日からオープン致しますので、宜しくお願い致します。
写真はアメリカは東海岸の最北の州、メイン州のWEBサイトです。只今、ワタシは「IT」と「メイン・ステート」に夢中です。と言いますのも、スティーブン・キング愛好家の若いスタッフ、ユキちゃんとこれまた往年のキングフリークの僕がキング原作の映画、ホラー秀作「ザ・ミスト(霧)」の話になった時、キングの代表作、傑作中の傑作「IT」だけは「未だ読んでないんだよね。TV映画は2回見ちゃったから、なんか知った気になっちゃってさ…。」とキングフリークのくせに全然ダメな告白をした所、優しい彼女は全4巻を貸してくれたのです。「IT」を読み始め、舞台のメイン州デリーに引きずり込まれた途端、僕の内面は一瞬で高校2年生に戻りました。キングの数々の文庫を、授業中の教科書に隠して読み漁った日々に。国語の授業の時、いよいよ尊敬していたS先生に見つかり皆の前で怒られた後、職員室に呼ばれました。さらに怒られるのか…と怖がっていた所、S先生は「キングが好きか?。お前は
この高校を卒業したら、俺の母校(大学)へ進め。話はつけてやる。そこで教員免許を取ってここに戻って来なさい。そして俺の跡を継いでくれ。」と言われました。感謝しましたが、結果違う道を選びました。ですが、今もたまにフと思い出し、もし先生の言ってくれた通りにしていたら、(…自分は国語教師になり、毎日新宿は馬場の母校に通勤していたのかもな…)なんて考えます。あの時は(ウヘッ。男しかいない、野獣達の集まりのような連中に自分が国語を教えるなんて…ムリだ。)と内心思ったのです。筋肉も怒声も体罰もタイマンもインターハイも国体も充実した2棟の体育館も合宿もギラつく歌舞伎町も、全て満ちているような母校で、いくら同じように剣道部員だったとしても僕に普通の教師が務まる訳が無い…と怖れたのでした。
キングの作品のお陰でメイン州は有名で、怪奇現象がしじゅう起こるような土地的なイメージもありますが、実際のメイン州は美しい森と大小無数の湖と、入り組んだ海岸線と無数の島々と美しい秋の方が事実に即しています。キングフリーク達にとってメイン州は、いつか必ず訪れたい素敵な土地でもあります。
メインへ向かう仮想な旅は始まったばかりです。