遥か先まで菜の花。
GWを含め、この1週間も多くのお客様に御愛顧頂き、誠にありがとうございました。
つい2週間前には満開の桜が主役だった場所(松野尾旧町民運動場跡)は、今は黄色と緑の美しいコントラストで癒す広大な菜の花畑と緑の葉の桜の樹群となりました。勿論今日も誰もいません。近くの保育園の小さな園児達が、保母先生に引率されて脇の歩道を散歩しているだけです。 上空からは雲雀の歌声、向こうには霧雲を冠した角田山。 とても美しい光景です。
僕は都内の目黒で生まれ育ち、高校は新宿歌舞伎町近く、大学は武蔵野(約1年がアメリカ)、会社は都心や大阪と云う環境で生きて来ました。特に東京の西部は良く知ったつもりですが、転勤がきっかけで新潟市に来てからは新潟の環境の素晴らしさに本当に魅了されています。特に西蒲区特有の「きれいな海」と「きれいな山」が実に身近な生活環境は大好きです。たまに都内に帰って感じるのは、確かに都内の生活はそれなりの刺激や便利さに溢れて楽しいですが、滞在2日目に感じるのは何かしら窮屈さです。
ビジネスをするのに依然世界屈指の大都市東京は最適だと思いますが…確かに地方で生きるには維持に金の掛かる車が絶対必要だったり(日本の自動車の総税金は世界異常の重さ。アメリカの49倍、フランスの16倍、ドイツの3倍、イギリスの2.4倍。先進国相場はエンジン1.8L,重量1.5T未満の普通車なら「1台年間税金1万円以下」。日本の自動車オーナーは揮発油税類も含め9種類もの課税をされている。二重課税も当たり前。殆んどの国で車検制度も無い。全ては国に「楽にカネが入る仕組み」だから。でも車は絶対必要…今朝も重いゴミを積んで出しに行き,壊れた掃除機を近くの電器屋サンに修理に出しに行きました。こんな芸当自転車じゃ無理です。)、寒冷地だと燃料費も実に高いし雪対策には体力も財力も消耗するし、経済は東京よりも厳しい等の現実もありますが…、それらを考慮してもお金では手に入らない素晴らしい環境にいられると云う事に、頭でなく心が満足しています。
まぁ、またとんでもなく寒く豪雪の冬の季節がやって来ると、身も凍る冷たい空気の中で大量の雪を罵ったり蹴り散らかしたりして雪掻きしたり、筋肉の痛みに呻いたり嘆いたりして薪を切ったり煤で真っ黒になって煙突を掃除しながら「なんでオラこんなとこで暮らしてんだ!」と我が身をナジるんでしょうケド…。
今しばらくは新潟の美しい季節を満喫しようと思います。
今週も本当にありがとうございました!
金曜日にオープンしますので、また宜しくお願い致します!