PORSCHE 911 Turbo,MT.Type930.
3500回転から唸るように発生するターボの空冷エンジン3,3Lを積んだポルシェ911 タイプ930を駆って、東京からたったの2〜3時間でKサンが新潟の郊外、バイクス・カフェを目指してお越し下さった。
Kサンは過去、お仕事で数年新潟で生活されていた事があり、VWジャパンの社員として全国でのお仕事があるが新潟には格別の思い入れもあり、1年に何度も新潟を訪れ、有り難い事にバイクス・カフェを大変に御贔屓下さり御食事と角田山を望む景色を楽しんで下さる。まだ雪がある季節は、もう1台の愛車AUDIのA4アヴァント・クァトロの出番になる。(…女性の多くの方々が、「男って車、好きだよねー…」と冷めた感じだと思いますが、その通りで、どうして好きか良く分かってませんが、ただ1つ。ちぃっと手の掛かるヨーロッパ車を好んで乗るウチのお客様の大人の男たる方々は皆さんがカッコいいから…、と云うのがあります。自分のSTYLEを大切に保ち続けるのはクールである…、とその姿で教えて貰えるからであります)。
「リョウ君とこはさー、車でドライブして訪れるには最高の店じゃん?。いろんな面白い車が来るんでしょ?」と おっしゃるし、(そうですね)とも思うがイエイエ、東京の湾岸線を流す知られたポルシェ・クラブの代表の、エンスーにメンテされた数台目の空冷911を愛するお客様はKサンしかいらっしゃいません。
リア・ホイールのさらに後ろ車体ギリギリに搭載されたハイ・パワーエンジンが、すぐ真下のリア・ホイールを爆発的に回転させ前進させるフィーリング、ジェット・ファイターかくや…と思わせる獣的ターボの咆哮音が背中に伝わり、恐れ戦きながらシートに押し付けられる猛スピードによる重力。 世界中の名だたる自動車評論家、モータージャーナリスト達がこぞって愛車にイタリア・フェラーリじゃなくドイツ・ポルシェ「911」(2シーター、ミドシップ・リアドライブのケイマンやボクスターでもなく)を選ぶのか、を実車をもって常々理解させてもらっています。
いつかはKサンのお世話で、タイプ996の水冷ターボ、出来たらシレッとシルバーに乗りたいなぁ、所有したいなぁ…と無理難題を思いつつ、必死に鍋振り額に汗する労働者諸君のお一人の僕の、GW最終の楽しい日曜日なのでした。
Kサン始め皆様、今週末もGWも本当にありがとうございました!