Once Per 90 minute.
ウルトラディアン・レストリスポンス…「直観の時間」はどんな人間にも90分に1度の割合で現れる。 眠気がやってくる、集中力が切れる、あくびが止まらない、ぼーっとする、注意力低下…実はこの時、右脳がウルトラディアン・レストリポンスのパターンを示している時、思考は最も無意識に近づく。「無意識」が必要とする肉体エネルギーが最大を要するので、肉体が休憩モードに入ろうとする。この時に「無理に頑張る」「やらされる」としていると、脳と肉体の最大回復が損なわれる。研究により、そうなると人は怒りっぽくなる、落ち着きが無くなる、落ち込んだりする事が分かっている。それだけではない。次元の違う世界とつながる事で自分にやってくる「アハ体験」、つまり急に最良のアイデアが閃く事も失われる。
だから「働け」「働け」「働け」の世界では、閃きの無い、独創的なアイデアが湧かない状況に人は閉じ込められやすくなる。あえて「蜜蜂ロボット」が作られる。 上記は殆んど知られていない事実だが、数年前にアイク氏の書物でそれを知ってから僕は自分自身にもスタッフにも「ウルトラディアン・レストリポンス」に入って来たな…と見えた時はその流れに従うようにして来た。
無論、事故やケガにつながるような状況では高い集中力が必要だが、そういう状況でなければ数分ボーッとしたとしても、その後の最大回復した頭と身体で高い効率で仕事してもらえば充分良いからだ。
「閃き」は思考が作るのではない。「閃きの正しさ」を後で思考が検証する順番だ。
お店の壁が倒れる前、僕は外で約1時間 揺れまくる壁を押さえていた。最後、数メートル飛ばされて諦めて中に入りその30分後に2枚の壁が倒壊した。
倒れた音が響いたその瞬間に(新しい壁はこうだ!)と、今日の新しい壁の姿をはっきりと見た。
それの正しかった事はこの2日間のお客様の反応を見ているとはっきりと感じる。お客様だけでなく東京の家族、友人知人からも「なんかすごいの作ったね」と連絡を頂いた。
東京のボルダリング・ホールド商社の担当さんにお世話になったお礼を込めてバイクスの新しい壁の写真をメールしたら、良い仕上がりなのでウチのHP内で越次サンのコメントと合わせて掲載させて下さい、と言われた。新潟からは多分初のようだ。 僕もホールド増設を日曜日に急遽決定していたタイミングだった。
数ヵ月後には新潟の飲食店でも同様の建築が起こると読んでいるが、構わない。
自分の直観でした事に自分が充足している事が大切なのだから。
だから、金環日食そっちのけで今夜も深夜まで壁を磨きながら星を見た。